あみの福祉会へようこそ

あみの福祉会の理念

  障害のある人たちが、社会の一員として自らの意思や願いにより、自分の人生を切り開いていく力をつくる実践に努めます。

  障害のある人たちが、生きがいと誇りのもてる地域社会をめざして、地域の関係諸団体との連携に努めます。

 

   国、京都府、旧網野町・丹後5町行政からの多くのご支援とともに、網野町民の皆さんを

はじめ各種団体や個人の皆さんからの大きなご支援をいただき、今日の「あみの福祉会」の

多くの施設ができました。

   私たちは、この施設づくりに寄せられた期待と信頼に応えるため、現在まで培ってまいり

した共同作業所づくり運動の成果と教訓を大切にしながら、これらの施設を拠点として

障害者福祉の新たな発展を築いていくことを目標にしています。

 理事長 奥野嘉郎




~第1回 丹後アートチャリティー展 ~


ご あ い さ つ

 厳しかった冬が明け光あふれる季節となりました。春は、芽吹く若葉や咲く花に生命力を感じる季節です。そんな中、『色とりどりの個性の花咲き夢咲いて』をスローガンに「あみの福祉会 丹後アートチャリティー展」を企画しました。

 近年、地震や洪水そして火災など様々な災害が私たちの想像をはるかに上回る規模で起こっています。そしてその都度、多くの方が日常を奪われ避難生活を余儀なくされています。被災者の厳しい避難生活を見聞きしますが、「もし、自分が」と考えるととても不安に思います。その時、自分はまともな判断や行動ができるだろうか、まったく自身が持てないからです。またその時、地域社会が人間社会として正常に機能するでしょうか。常日頃、横のつながりが希薄になっていないかと振り返ってしまいます。

 人はひとりでは生きて行けません、常に持ちつ持たれつです。また、人は人の中で助け合い成長するものです。日頃は特別意識して家族や地域とのつながりを確かめたりしませんが、やはりつながりがあるからこそ安心できるのだと思います。

 今回企画したチャリティー展は、あみの福祉会の活動に関わる障害をかかえた人たちと社会とのつながりを、より強く、そしてより広くするためのものです。この趣旨をご理解いただき、すでに多くの作家の皆様から作品のご提供やお力添えをいただいております。本当のありがとうございます。当日は、どうかひとりでも多くの方々にご来場いただき、この企画が成功しますようご協力を賜りたいと思います。

 後になりましたが、後援いただきます京丹後市社会福祉協議会をはじめ演奏をご披露していただく丹後吹奏楽団様やご支援いただきます皆様に心から感謝申し上げます。 

 

2025年4月吉日

あみの福祉会 丹後アートチャリティー展

実行委員長 三好 正志